読みもの

2019年9月23日 (月)

お疲れな夏

「冬と夏どっちが好き?」と聞かれたら迷わず「夏!」と答えるのだけど、今年はなんだか疲れた感いっぱいで終わりました。

7月~8月は雨が多くてパキっと晴れてくれなくて調子狂っちゃったですかね^^;

せっかくの休みも出かける気になれず、けっこう引きこもりでダラダラのんびり過ごしました。

今秋一番楽しみなのが「十二国記」の新作、そこでおさらいに既刊を一気に読み直し。

もう何度も読んでて筋はもちろんセリフも覚えてるのにやっぱりおもしろい!

長編としては今度の新刊で終わりらしいので、少しさびしくもありの複雑な気分で10月12日を待ってるところなんだな。

送料無料目当てでで入ったアマゾンプライムのプライムビデオ、今まで全然気にしてなかったけど真剣?にみてみたらいろいろあるじゃないですか!

今マンガではまってる「ワールドトリガー」、懐かしの「トリック」や「ケイゾク」etc久々に寝る間を惜しんで見たおし。

それも大画面で見られるようにPCをパソコンに接続しちゃいましたよ。

友人から「プライムは引きこもりのもとやで~」と言われてたとおりですな(笑)

10月が近づいてようやく秋の気配がちらほら、この連休はあいにくのお天気だったけど、さすがにそろそろお出かけ気分が上昇中☆彡

2019年7月 1日 (月)

佐藤弘樹「賢人の雑学」

電車通勤だったころの往復約3時間近い時間は、本や雑誌、時には漫画を読む時間。

車通勤になった今は、ラジオを聴くかメモリに入れた音楽を聴く時間になり、α-STATION「おはようございます、佐藤弘樹です。」で始まるのが平日の朝。

その佐藤さんが先日お亡くなりになりました。

遠方にいる親の声よりDJさんたちの声を聴くほうが遥かに多くて、その中でも佐藤さんは断トツ。

全然知らない人なのに、近しい人が亡くなったような寂しい気持ちになりました。

この本は、ラジオでは話せそうにない辛口だけど「そうだよね」と頷ける話題や、ためになるお話ががいろいろ詰まってて、とても楽しめました。

“褒めて伸ばす?叱って育てる?”や“そういう時代だったでは済まされない”、目次を見るとどんな話?と気になるものがたくさん。

佐藤さんを知らない方は、ぜひ検索してみてください。

あの素敵なお声がもう聴けないのがとても残念です、ご冥福をお祈りいたします。

2019年6月 9日 (日)

内田康夫「狐道」、和久井清水「狐道完結編金色の眠り」

ベランダ野菜の世話、カメの観察、ネトゲetcと休みの日の過ごし方はいろいろだけど、「趣味は?」と聞かれたらやっぱり読書。

よく読むのはミステリーで、中でも一番読んでるのは内田康夫氏の作品だと思う。

なので、病気で休筆されていた「孤道」と公募で決まった完結編も文庫化されたときにすぐに購入。

が、なんかイマイチだったらと思うとなかなか読む気にならなくて、半年たってようやく読み終えました。

Amazonのレビュー見ても、本のオチをほかの人が書くということには賛否両論当たり前だけどね^^;

しかも“浅見光彦最後の事件”て「遺譜」のほうが完結しちゃってるから違和感この上ない…

本作の舞台は熊野古道、そして阿武山古墳に眠る被葬者へと話が広がっていくのはいつもの内田康夫ワールド。

しかしなんとなくキレが悪いように感じるのはやっぱり病気だったせいでしょうか。

阿武山古墳の被葬者なんて、歴史にしかもかなり狭い範囲に興味がないとダルいだけのような。

完結編の作者は札幌市在住の主婦さんで、よくチャレンジしたなぁと感心です。

全編?通して読んだけど、大きな違和感なく読めました。

おススメするかといわれるとビミョーですが、私はまあこれはこれでよかったかな。

こだわりのある人は前編だけ読んで、アレコレ想像するのもいいかもしれません。

2019年2月 3日 (日)

今日は節分

もはやイベント化している恵方巻、九州出身なので初めて知ったのは関西へ来てから。

大阪・鶴橋駅で海苔巻きの大きな広告に「なにこれ?」だったのが、仕事でたいそうお世話になるとは^^;

売り上げが凹む二八にありがたいとはいえ、廃棄問題を考えるとなんだかねぇ・・・

なのに巻きずしは食べず豆まきだけしました。

この豆、袋の中はちゃんと大豆、足跡飴もおいしゅうございました(*^^*)

Img_20190203_120232

最近なかなか本が読めなかったけど、年末年始帰省のお供に買った2冊がコレ。

違う出版社からリンクした本を出すなんて、趣向が面白い、中身も面白い。

警察小説が苦手でない方にはとてもおススメの2冊です。


この人の作品はどれもおもしろいけど、中でも姫川シリーズが私は一押し☆彡

2013年7月14日 (日)

小野不由美「丕緒の鳥 十二国記」

専制君主制が悪いわけじゃないといったのはヤン・ウェンリーだったか。

国を動かす者の在り様がその国の寿命が決まる「十二国記」の新作。

とはいえ番外編なので、あの人やこの人の行く末は?と期待したらハズレ。

表題作を先にyomyomで読んでたのでほぼ想像通りで気にならなかったけど。

しかもテンション低くて暗いです。

でもわたしは好きです。

そういえば選挙の前に考えさせられる話もあったなー

2012年11月 4日 (日)

「百鬼夜行抄 13」「雨柳堂夢咄 8」

最近「キングダム」にはまってて、読書の時間がそっちにだいぶとられちゃってる。

借りた日は帰宅したらすることすませてすぐ読書タイム~。

が、読みたいものが他にないわけじゃない。

いつも行く本屋がコミック文庫を置かなくなったので、出てたのにぜんぜん気がつかなかった。

ネットで新刊チェックするか他に巡回する店を増やすか、たぶん後の方が確実。

どちらも前の巻からだいぶ間があいてるから、おさらいから始めて気がつけば外は真っ暗(笑)

長く続くのは途中から方向性が変わってしまうことが結構あるけど、 どちらも路線変わることなく続いててひと安心。

Amazonみたら一緒に購入されているって紹介されてるので、こういう不思議話が好きな人にははずせない逸品かと。

本誌買ってしまいそうだなー^^

2012年9月23日 (日)

原 泰久「キングダム」

巷で結構話題だったけど絵があまり好きじゃなくスルーしてたところ、勤め先の後輩が貸してくれたので読んでみたらはまりました。

中国戦国時代が舞台の立身出世話?だと思う。

かなり濃い絵と戦争シーンが強烈で最初読み辛かったものの、1巻終わるころにはそれも気にならなくなるくらいテンポよく引き込まれたちゃった。

キツイ内容の中にユーモアもあって、なかなかバランスよく読めるです。

中国モノといえば三国志ばっかなので、ストーリーも新鮮。

絵がねーと敬遠している人、ためしにちょっと読んでみるべし。

どびゃーと血が飛び散って首が飛ぶのをクリアできればかなりおもしろいです。

まだ読み始めで先が長いし連載中とうぶん楽しめそう☆彡、

2012年7月29日 (日)

小野不由美「十二国記」

趣味は何かと聞かれたら迷わず“読書”と答えるひよちゃんですが、何度も読む本というのはそんなに多くない。

そんな希少品の中でも「十二国記」シリーズはトップクラスなり。

今年は刊行元が変わって<完全版>+待望の新作が^^

優等生の女子高校生が、ある日突然違う世界に連れて行かれて一国の王になってしまうという奇想天外な話で、1991年にシリーズの外伝が先に出て以来20年が過ぎていまだ未完。

文庫のカバーからは想像しにくい人間の心理描写がとっても濃厚な奥深い逸品。

王は即位すると不死身となり、道を踏み外さない限り永遠に治世は続くのだけど長くあり続ける王は少なく、天が求めるのは何か、突き詰めるとその“天”何か、というのがシリーズを通じてのテーマ。

読書好きな方にはぜひ一読をオススメします。

<完全版>っていっても同じ内容の本をまた買うの?と思う人もいるでしょが、これはもうコレクション。

何度も読み返すトップの「銀河英雄伝説」は同じ内容の本が3種類あるでし(笑)

2012年1月24日 (火)

宮部みゆき「おまえさん」

ぼんくら」「日暮らし」に続く江戸シリーズ最新作。

昨秋に発売されてずっと読みたかったけど、帰省のお供にと思ってがまんしてたので、上下巻けっこう厚かったけど一気に読破。

前の2作もかなりの分量なので、ここまでくると登場人物それぞれの人物像がより一層固まってきた感じです。

シリーズの中心にいるっぽい本所深川の同心・平四郎と、彼を取り巻くおなじみの連中に、新人同心や変わり者ご隠居など新しい面々も加わって、かなり人物相関図は広がりまくり。

一応謎解きの話だけど、人物描写と相関関係を際立たせるエピソード風になってるので、人情話というほうがあたりと思います。

弓之助のすごさをしつこく描きまくるところがちょっともうええやんと思いますが、それを差し引いても、江戸情緒満点の豊かな情感あふれる良作に仕上がってるね。

前の二作を読んでいないと登場人物の人となりや関係がわからないので、これから読む人は順番に詠むことをおススメします。

全部読んでも損はないかと(笑)

2011年12月20日 (火)

誉田 哲也「ジウ(1)警視庁特殊犯捜査係」

結構評判だったしドラマにもなったので読んでみた。

が、これはないでしょーと思う展開ときもちわるくなる描写が、わたしにはイマイチでした。

警察小説?なのにリアリティが感じられないから、うすっぺらな感じだし。

確かにドラマ向きだと思うけど、これ読んでドラマを見ようとは思わないな。

ただし、想像するに、黒木メイサはぴったりなんだと思います。

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