海上保安庁の定義によると、無人島とは「海図上で岸線が0.1km以上ある自然陸地(橋や防波堤で本土などとつながっていてもよい)を島と呼び、そのうちで定住者がいないもの、ある季節だけ移り住む者が居る島、あるいは、住民登録や本籍をその島の住所に置く者がいても実際に住んでいるわけではない島」だそうな。
和歌山にある友ケ島もそのひとつで、森の中のハイキングと「天空の城ラピュタ」に似た場所があるというので、春先から楽しみにしてたのだ。
前日まで大雨、当日も岸和田あたりまで結構振ってて、お弁当食べる場所あるのかと心配してたけど、加太港についた頃には曇り空、船に揺られること20分、島に着く頃には少し薄日が^^
桟橋前の広場でお弁当を食べた後、語り部さんの説明を聞きながら島の半分を回る2時間半のハイキングに出発。
友ケ島は4つの島の総称で、明治時代から終戦まで軍事要塞として使われてて、ラピュタな場所は砲台や弾薬庫の跡で、終戦後取り壊そうとしたけど堅固で壊しきれず残ったそうです。
実際には使われなかったせいか、言われなければフツウの建物跡といってもいいような雰囲気。
それがまさしくラピュタにそっくりなのだ。
予約すれば泊まれる海の家やキャンプ場もあって、この日も学生キャンプの一行がたくさんいたりして、想像してた無人島の雰囲気とはだいぶ違ったけど、いい意味で予想以上に楽しかったです。初心者向けとはいえ道は歩きにくくて結構ハードだったし、水がないので飲料水は必須、トイレは杉のチップを利用したバイオトイレ、弾薬庫跡など中に入れるところは真っ暗なのでライトがいるね。
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