誉田哲也「国境事変」
GWに読んだ中では一番面白かった。
裏の「国家と人命の危機を察し、銃声轟く国境の島・対馬へと向かう―警察官の矜持と信念を描く、渾身の長篇小説」に惹かれて買いました。
公安警察の話です。
博多にいたころは海の向こうが違う国だったけど、奈良はぐるっと日本。
なので普段“国境”なんてぜんぜん考えませんよ。
警察と公安の対立、在日韓国朝鮮人問題と結構シビアな内容ですが、実際ありそうだなーという展開に一気に読んでしまいました。
ただ、視点がよく変わるので、途中前を振り返ること多々あり。
重々しいテーマをそれに見合った描写で話が進んできてたのに、最後なんか刑事ドラマっぽくなったのはちょっとおしいね。
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コメント
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>ロンさん
この人の作品は骨太でおもしろいです。
ぜひ一読してみてください^^
投稿: ひよちゃん | 2011年5月24日 (火) 21時04分
これはおもしろそうですね。
また見てみます~
投稿: ロン | 2011年5月22日 (日) 23時17分